Hyperledger Fabricと戯れる際にはじめにやってよかったこと
ブロックチェーン入門として、Hyperledger FabricというOSSプロダクトを仕事でも趣味でも触ってきました。
これからHyperledger Fabric v1.0が公開になり、ブロックチェーンを使った本番サービスが次々出てくることになると思うので、
その先取りということで、初期学習に役立った物を列挙していこうと思います。
Hyperledger ホワイトペーパーを読んで概要をさらっとつかむ
ブロックチェーンとは?、Fabricの立ち位置・ターゲット、仕組み、ユースケース、などの情報がバランス良く詰まっているので、 さらっと目をとおしてフーンと思っておくことは大事かと思います。
IBM ブロックチェーンの基礎: 開発者向けクイック・スタート・ガイドで体験する。
現在1ヶ月間無料でIBMのクラウドサービス「Bluemix 」上の Blockchain サービスがさわれちゃいます。(v0.6) 現在、環境構築で詰まることがよくあるので、はじめにChainCodeの記述やAPIを使ってみたりといった実機で検証して後のイメージをつかむのが良いかなと思い、この順番にしています。 クライアント・アプリを作成するところまでの一連の開発を体験できるのでおすすめのコンテンツです。
Fabric Starter-Kitで独自の開発環境を作る。
1ノード/1メンバーシップ/1クライアントサーバという頼りない環境ではありますが、自分のローカルFabric環境が作れます。 これを作る作業から、ノードを増やすにはどうするのか?といったことを学んでいく最初のきっかけとなります。 ソースのリンクが切れていたりと手順に若干の修正が必要ですが下の記事が参考になります。
困ったときは?
英語が必須になりますが、Hyperledger プロジェクトのチャットがあり、質問は気軽に受け付けてもらえます。
大体の質問は#fabricのチャンネルで問題ないかと思いますが、分野ごとにチャンネルが用意されているので使い分けてみてください。
次はなにがよいかしら。
自分もまだまだ勉強中なので、続きは次回に。